15,200倍を始めよう
こんにちわ、学習空間ギャザリで毎週日曜の午前の部でイラスト教室をしています講師の黒犬と言います。
皆さんはイラストが何なのかご存知でしょうか?
そんなものは知ってる、絵だよ!とおっしゃる方も居られるでしょう。もちろんそれが正解です。ですが当スクールでの考え方はこうです。
「イラストレーターとは翻訳者である」と言うことです。
日本語が話せれば少なくとも1億人ぐらいの人々と意思疎通ができますね、普段あなたは「おはよう」とか「おやすみ」とか日本語を使っているはずです。もし英語を話すことができれば15億人くらいの人々と意思疎通ができます。15億人がどう言う数字かと言うと西宮市の人口が50万人ぐらいですから3000倍です。
つまり英語を話すことができれば3000倍の人に挨拶ができますね。
でもイラストには言葉の壁はありません、目が見えない方などを除けばほぼ全て地球上の人とコミュニケーションが取れますね。地球の人口は76億人ですから西宮市の15200倍です。それだけすごい数の人たちとイラストを通じてコミュニケーションが取れるのです。
きっとりんごの絵を見せたら「りんごだな」と思ってもらえると思いますし、似顔絵をプレゼントして喜ばせることだってできます。旅先の美しい風景を描く事もできますし、好きなアニメのキャラで盛り上がるかもしれません。
イラストとは「翻訳者」なのです、翻訳するのは「あなたの感情や気持ち」です。
イラストを学ぶこと、それはうまく話すことに似ています。でもうまく話すことが良いわけではないのです、うまく話せても気持ちが伝わらなければそれはコミュニケーションにはなりません。それよりも「伝わって嬉しい」と言う気持ちを分け合うほうがずっとずっと豊かです。
両端を指で持って
イラストリアでは入学したら課題としてまず「名刺」を作ることになります。
もちろん印刷屋さんに頼んだ完璧な名刺です、角がピンと立っていて、ピカピカしてますね。自分のイラストを載せて、文字を書いて、ちゃんと箱に入ってあなたに届きます。
あなたは誰に配るでしょうか? 家族でしょうか、友達でしょうか、それとも大切な人でしょうか、初めて会う誰かでしょうか。
「名刺」は可能性の扉を開けてくれます、出会いの最初の瞬間に「あなた」を「誰か」に伝えることの可能性です。イラストレーターは翻訳者だと言いましたが、名刺は「あなた」を翻訳したものです。あなた自身が印刷されて、箱に入って、交換して、誰かの手に渡ります。
コミュニケーションとは可能性です。
可能性とはあなたのこれからのことです。
これからのことを考えると不安になったり、ワクワクしたり、いろんな気持ちになりますよね。でも大丈夫。
あなたは名刺一枚で遠慮なく全人類と話すことができます。
胸を張って渡してみましょう、その前にポケットにうまく収まるお気に入りの名刺入れを用意しないといけませんが。
目覚ましは3回かけて
西宮市能登町の静かで緑の多い住宅街の一角に、学習空間ギャザリはあります。
気の利いたインテリアで、程よい広さで駅からもちゃんと散歩を楽しめる距離にあります。
西宮クラスでは大人から子供まで一緒になってイラストを学んでいます。人体の描き方から色の塗り方、ちょっと難しい遠近法やマンガや色々なことをやります。
イラストリアでは神戸元町・三田・西宮の3つのクラスがあります、そして年に1回全ての生徒が集まって名刺を交換します。
もちろん美味しいサンドイッチや音楽もありますし、自分の描いた作品をスクラップブックにしてカバンに入れておくのも良いでしょう。
当日まで何を着て行くのか悩んだり、起きれるのか心配したり、友達ができるかハラハラするのも良いでしょう。
全てがあなたのために用意されています、お気に入りの名刺入れに名刺をぎゅうぎゅうに詰め込んだらポケットにちゃんとしまって(落とさないように)、それから靴紐を結んで玄関のドアを開けましょう。
あなたは翻訳者です、それがイラストレーターなのですから。
イラストリアではいつでも見学を受け付けています、気軽に申し込んでください。ちゃんと席を用意して、あなたが教室に来るのをお待ちしています。それでは良い1日を。